
おかげさまでシアターZOO演劇祭「ZOO11」は無事7月10日、全20ステージの長い営業を盛況の中で終えられました。ありがとうございました。沢山の沢山の方に御協力いただいた本演劇祭。見た方にも大変御好評いただき、「今年はどれも水準が高い」と言うお声まで頂戴しました。オーガナイザーとしてはホッと胸を撫で下ろしております。
しかし、プロデューサーから見ても、本当に今年の6作品は個性際立つ、違いのある6作品でした。
劇団アトリエは札幌では殆ど見ない「口語演劇」を土台に『脱力コメディ』を。
TBGS.はベッドやカーテンを巧みに使って持ち前の「淫微さ」「毒々しさ」溢れる『ブラックコメディ』を。
エンプロは期待通りの『王道シチュエーションコメディ』を。でもとびっきりトリッキーなひらめきで新鮮に。
亀吉社中も期待通りの『任侠SFコメディ』を。しかもWキャストで!3年間皆勤賞の亀吉社中でも抜群に完成度の高い演出・作品でした。
セブンスロバはゆるゆるとしたテンポの中で、センスの冴える会話によるコメディを。今回はちょっと感動させられました!語弊がありますが(w)意外なことに!(w)
そして、ZOO11のために特別に結成されたドライバナナン。知名度0ながら、男達のピュアさが光るくだらな過ぎて感動の奇跡の(w)ステージを繰り広げてくれました。
充実したフェスでした。
最終日は次々に各演目予約の方が増え、増席に次ぐ増席で、実行委員はてんてこ舞いでした。
各劇団の評判がそうさせたんだと、密かにガッツポーズの瞬間でした。きっと今年を振り返っても豊作、充実作に満ちた演劇祭だったでしょう。
個人的に、3年目だから到達できたんだと思ってます。
初年度2年目に比べると参加劇団も、お客さんも「分かってくれてる」感じがありました。
楽しみ方が分かってる、と言うか。
だから、今年だけじゃなく、過去2回のシアターZOO演劇祭に参加してくれた(もちろん、観客の皆さん含めて)全ての方に感謝します。
これからもう少し、裏話やアレやコレやをアップして行きます。
だから、もうすこしだけ、レッツかかりつけ!!

たった2回の公演ながら、初日の評判で楽ステは大入りとなったドライバナナン。
衝撃のダンスシーンの一瞬をもう一度どうぞ。
youtubeに7日、8日と行われたアフタートークの模様がアップされてます!!
http://www.youtube.com/watch?v=8mqdr1Rf7Io
http://www.youtube.com/watch?v=lXRxyk59mU4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=MRDtMNQr3wE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Ba7P2AaGnr0&feature=related
それぞれ2回に分けてアップされてます。音声が聞き取りにくい部分もありますが、
普段あまり表に出ない演出家が頑張って喋ってます。ぜひご覧下さい!!
僕の白さとTBGS.ミヤザキ氏の黒さの対比を見るだけで楽しめますよ!!
(プロデューサー 弦巻)
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